WEBLOG - chronogram architect studio 洗面化粧台のデザイン(1)
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今回ご紹介させていただくのは、洗面化粧台のいろいろです。
リビング、寝室、子供室、キッチン・・・限られた面積の中で、広くとりたい場所というものはある程度決まってしまいます。その中で、洗面室というものは最小限に抑えられることが多々あります。
その洗面室の「顔」ともいえる、洗面化粧台のデザインについて、ご紹介させていただきます。

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洗面化粧台には、各メーカーから多数発売されているユニットタイプ(カウンター、洗面ボウル、水栓、収納や鏡、照明などが一体となっているもの)が、まず思い浮かぶかと思いますが、今回はオリジナルデザインの洗面カウンターについて紹介させて頂きます。

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上の写真は造作のオリジナルカウンターに「カウンタートップタイプ」の洗面ボウルを乗せたものです。
ベンゲ色に塗装されたタモ突板のカウンターが落ち着いた空間を演出し、お皿のような真っ白な陶器の洗面ボウルが空間のアクセントとなって良く映えます。
このように、カウンターへ置くタイプの洗面ボウルは、狭く、生活感が出てしまいがちな洗面室空間に彩りを添えてくれます。お手入れはお皿を拭くように出来ますし、ボウルとカウンターに高さが生じているため、ものを置いても邪魔にならないという利点があります。

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また、この写真の洗面ボウルは「セミビルトインタイプ」で、家具工事で丁寧に作られた真っ白な人工大理石に、これもまた真っ白な洗面ボウルが埋め込まれています。埋込みを半分にすることで、洗練されたデザイン(※フィリップ・スタルク氏による)の洗面ボウルの曲線がカウンターの上に影を落とします。
水栓金物は、ハイテクで機能的なものはもちろん、このようなレトロでシンプルなデザインも、お客様の好みによって取り入れることが出来ます。
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前述したカウンタートップのものよりも、すっきりさせた印象を与えますが、主張しすぎない洗練されたデザインが空間を上品に演出します。ここでは、壁にガラスモザイクタイル(東京輸入)を採用し、清潔感のあるキレイな空間になっていますが、こういった演出が出来るのも、オリジナル洗面カウンターの強みともいえます。


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こちらは「アンダーカウンタータイプ」の洗面ボウルを採用したものです。この中では一番シンプルな印象を与えるタイプですが、人工大理石を切り取ったエッジの効いた開口部は、シャープでモダンな印象を与えます。良い人工大理石を用い、それを最大限にデザインに取り入れる場合に、とても綺麗な印象を与えてくれます。
もちろんこの場合にも、水栓金具や洗面ボウルは、数々のメーカーや輸入ものの中から、好みの空間やライフスタイルにマッチしたものを選ぶことが出来ます。

このように、話し合いの中からオリジナルの洗面カウンターをお客様と作り上げていったり、多種多様なユニットタイプの洗面化粧台からお客様に合うものを選んでいったりと、なるべくたくさんの引き出しの中から最良の答えを導いていけるよう、私たちは常に心掛けて設計に取り組んでいます。

ユニットタイプのものや、その他の洗面化粧台については、また後日、ご紹介させていただければと思っております。(スタッフ:瀬畑)


※フィリップ・スタルク・・・フランス・パリを中心に活動するデザイナー。プロダクトデザインを得意とする傍ら、建築家としても活動している。レモンを絞る「レモン・スクイーザー」や、浅草の空、アサヒビール社の屋上に光る金色の炎のオブジェ「フラム・ドール」が有名。
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