WEBLOG - chronogram architect studio 本物の良さ
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2009.08.27 本物の良さ
日本では戦後、住宅が量産されるようになり、建材も爆発的に増えました。建材にもさまざまなものがありますが、床材、壁材などでは、バリエーションも豊かになり、品質、価格も良いものから悪いものまで、数多くのものが工業生産品として作られるようになりました。

例えば、床材として用いられるクッションフロアーがあります。
クッションフロアーはビニール製なので、価格が安く、水や汚れに強いという長所があります。また、自在に色や、模様、凸凹の加工を施せるために、フローリングやタイルに似せて作ることが出来ます。実際にそのような商品がほとんどです。
しかし、あまり知られていないことですが、どの工業製品にも言えるように寿命があり、実はあまり長持ちしない素材なのです。ビニール製なので、表面が経年劣化により収縮していきます。接着剤が弱いと剥がれだすことがあり、そこへほこりが溜まると、ますます剥がれていきます。
これは、「お手入れ」では防ぎにくい、クッションフロアーの短所なのです。

このような工業製品に経年劣化はつきものですが、石や木などは少し違います。

例えば石材は、経年劣化はほとんどせず、お手入れをすればそのほとんどを防げます。もともとが自然素材のため、経年劣化をしても、それが「味」として、素材の良さを引き出すことが多いのも特徴のひとつです。
無垢材のフローリングも同様で、お手入れをすることで、工業製品よりずっと長持ちします。ものによっては、表面を薄く削ることで、新品のような風味を取り戻す無垢材もあります。

もちろん、本物の素材の良さとは、その独特の色や質感、温度、匂いなど、偽物には出せない魅力にあります。本物を使うことは、長い目で見れば高い買物ではないと、わかって頂けると思います。

私たちは、素材も、住まいそのものも、本物を追求してこれからも設計していきたいと考えています。(スタッフ:瀬畑)

石
自然の石の持つ表情が、空間を豊かにしています。床・壁ともに石材です。

木
本来、木が持っている独特の風合いが、空間全体を彩っています。
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