WEBLOG - chronogram architect studio 建築探訪
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先日、施工した東京組さんの2年点検を兼ねて「ウチでお食事会しましょう!」とのお誘いを頂き、久しぶりにSさん宅にお邪魔いたしました。

アプローチから玄関を望む

メンバーは東京組建設部で当時現場監督を担当されていた大久保さんとアシストの新人さん、同じく窓口担当の守谷さんと私の4人です。

Sさんご夫妻はロードサイクリングが共通のご趣味で、お料理もたいへん上手なお二人です。ご主人はマイクロソフトさん、奥様は当方のブログでもご紹介した弥生さんにと、お二人とも新進気鋭のIT関連にお勤めで、仕事もご趣味も精力的!っという感じです。

玄関内部 自転車を押しながら中に入れます。

お招き頂いた当日は16時から東京組の大久保さん中心に「2年点検」を実施。1時間ほどの内外観を目視と、可動部の作動点検などを行いました。その際、大久保さんとアシストの新人さんによる即興補修工事も同時進行。クロスのジョイント部の隙間埋めや、スムーズに動かないレバーハンドルをその場で分解して直したりと、チェック項目すべて完了!!お見事でした。お客様も「そんなにあるとは気が付きませんでした。」とコメント頂きました。

点検・修理後、パーティー開始!!ですが、大久保さんと新人さんはお茶程度で「すみません、次の予定が出来てしまいまして...」との事で、残念。私と守谷さんが残り、美味しいお食事とお酒、美味しいコーヒーでデザートを頂きました。
自転車のトレーニング兼メンテのお部屋



住み心地は、なかなか快適とのコメントを頂きました。
自転車を押しながら入れる玄関。玄関から直行出来る自転車専用のお部屋。広くて使い勝手の良いキッチン。吹き抜けのリビング。階段ホールから見えるシンボルツリー。今でもプランニング当初からのコンセプトがしっかりと生きづいていて、楽しく優雅に生活されているようで、設計者としましても嬉しい限りです。(所長:葛原)

階段の踊り場から見えるシンボルツリー

シンボルツリーはリビングからも見えます。

外から見上げたシンボルツリー

準備中のダイニング

ゲスト用パウダールーム

階段を登り切るとリビング

リビングの間接照明

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建物探訪レポート第1段に引き続きミース・ファン・デル・ローエの建築をご紹介します。スペインの都市 バルセロナの郊外 モンジュイックの丘のふもとに立つ「バルセロナパビリオン」です。
壁と屋根のライン構成が非常に美しい作品です。
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1929年に開催されたバルセロナ万博のときの作品。ドイツの巨匠、ミースが建物、内装、家具にいたるまでデザインした作品です。その時に生まれたのがあの名作「バルセロナチェア」です。
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内外装に使われている大理石が存在感を引き立てます。
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建物と池の関係が無機質でありながら、緊張感を和らげる効果もあり思わず色々なアングルからシャッターを切りたくなります。
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バルセロナではガウディの建築が有名ですが、丘の上のミロ美術館を堪能しつつバルセロナの街を見下ろし、このバルセロナパビリオンを見て夕刻から始まる噴水ショー(ディズニーランドなみ!)の見学がおすすめの散歩コースです。(所長:葛原)
今回は、「ファーンズワース邸」という建築を紹介させていただきます。

「ファーンズワース邸」を設計したミース・ファン・デル・ローエという建築家は、20世紀前半に活躍した建築家のひとりです。
ミースは“Less is more.” (より少ないことは、より豊かなこと)という言葉を残し、鉄骨とガラスを用いたシンプルなデザインで、当時の建築界に大きな衝撃を与えました。
中世の装飾的な様式がまだまだ重んじられていた20世紀初頭、ミースのこの考え方はとても画期的なものとして、以降の建築界にも多大な影響を残しました。

中でも、今回紹介させていただく「ファーンズワース邸」(1951年竣工)は、
今もなお新しく感じさせる洗練されたデザインで、20世紀の住宅の最高傑作とも言われています。

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シカゴのダウンタウンから車で2時間ほど離れた郊外に、今もひっそりと建っています。
現地で申し込むと、建物を見学するツアーに参加することが出来ます。(説明はすべて英語です)

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建物の外周のほとんどの部分がガラスで囲まれています。
鉄骨という強い素材が、柱とスラブ(床や天井)のみで建物を支える事を可能にしています。

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キッチンなどの水周りを中央に配置することで、建物は外部への開放性を徹底しています。

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無駄をそぎ落としたこのデザインが、「より少ないことが豊かである」と訴えかけてくるようにも思えます。

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ミースの“Less is more.”の精神は、現代の建築界にも確実に受け継がれています。

(スタッフ:瀬畑)