WEBLOG - chronogram architect studio 衛生・空調設備
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天井に設置された扇風機のようなプロペラ。
これがシーリングファンと呼ばれる設備です。
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吹き抜けや高天井の空間で回転するこのシーリングファンは、
扇風機のように涼を得る為の設備ではなく、空気の攪拌をするための設備なのです。

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天井が高い空間では、天井付近と床付近の温度差が大きくなってしまうのでそれを
解消するために使用します。
これから迎える寒い季節には、温かい空気を床の方に攪拌し、
足元の寒さを和らげる効果があります。
様々な形の照明器具付きの物や、羽根の回転数に変化をつけられるような機能的な
商品も市販されています。部屋全体の空気をある程度均一にする効果があるので、
暖め過ぎや冷やし過ぎを防ぐ環境にも優しい設備と言えそうです。(スタッフ:生板)
今回ご紹介させていただくのは、洗面化粧台のいろいろです。
リビング、寝室、子供室、キッチン・・・限られた面積の中で、広くとりたい場所というものはある程度決まってしまいます。その中で、洗面室というものは最小限に抑えられることが多々あります。
その洗面室の「顔」ともいえる、洗面化粧台のデザインについて、ご紹介させていただきます。

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洗面化粧台には、各メーカーから多数発売されているユニットタイプ(カウンター、洗面ボウル、水栓、収納や鏡、照明などが一体となっているもの)が、まず思い浮かぶかと思いますが、今回はオリジナルデザインの洗面カウンターについて紹介させて頂きます。

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上の写真は造作のオリジナルカウンターに「カウンタートップタイプ」の洗面ボウルを乗せたものです。
ベンゲ色に塗装されたタモ突板のカウンターが落ち着いた空間を演出し、お皿のような真っ白な陶器の洗面ボウルが空間のアクセントとなって良く映えます。
このように、カウンターへ置くタイプの洗面ボウルは、狭く、生活感が出てしまいがちな洗面室空間に彩りを添えてくれます。お手入れはお皿を拭くように出来ますし、ボウルとカウンターに高さが生じているため、ものを置いても邪魔にならないという利点があります。

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また、この写真の洗面ボウルは「セミビルトインタイプ」で、家具工事で丁寧に作られた真っ白な人工大理石に、これもまた真っ白な洗面ボウルが埋め込まれています。埋込みを半分にすることで、洗練されたデザイン(※フィリップ・スタルク氏による)の洗面ボウルの曲線がカウンターの上に影を落とします。
水栓金物は、ハイテクで機能的なものはもちろん、このようなレトロでシンプルなデザインも、お客様の好みによって取り入れることが出来ます。
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前述したカウンタートップのものよりも、すっきりさせた印象を与えますが、主張しすぎない洗練されたデザインが空間を上品に演出します。ここでは、壁にガラスモザイクタイル(東京輸入)を採用し、清潔感のあるキレイな空間になっていますが、こういった演出が出来るのも、オリジナル洗面カウンターの強みともいえます。


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こちらは「アンダーカウンタータイプ」の洗面ボウルを採用したものです。この中では一番シンプルな印象を与えるタイプですが、人工大理石を切り取ったエッジの効いた開口部は、シャープでモダンな印象を与えます。良い人工大理石を用い、それを最大限にデザインに取り入れる場合に、とても綺麗な印象を与えてくれます。
もちろんこの場合にも、水栓金具や洗面ボウルは、数々のメーカーや輸入ものの中から、好みの空間やライフスタイルにマッチしたものを選ぶことが出来ます。

このように、話し合いの中からオリジナルの洗面カウンターをお客様と作り上げていったり、多種多様なユニットタイプの洗面化粧台からお客様に合うものを選んでいったりと、なるべくたくさんの引き出しの中から最良の答えを導いていけるよう、私たちは常に心掛けて設計に取り組んでいます。

ユニットタイプのものや、その他の洗面化粧台については、また後日、ご紹介させていただければと思っております。(スタッフ:瀬畑)


※フィリップ・スタルク・・・フランス・パリを中心に活動するデザイナー。プロダクトデザインを得意とする傍ら、建築家としても活動している。レモンを絞る「レモン・スクイーザー」や、浅草の空、アサヒビール社の屋上に光る金色の炎のオブジェ「フラム・ドール」が有名。
建築設備に使われるものによくセントラル○○」という言葉がしばしば登場します。
辞書で引きますと「中心の、中央の」という意味のようですが、建築設備に使われる場合の意味は概ね
「1個~数個の機械で建物全体を何々する」という意味で用いられます。

セントラル空調 :中央の機器から各室に伸びたダクトで冷暖房(プラス換気や過除湿)を行う。24時間どの部屋に居ても温度、湿度、空気鮮度が設定された状態に保たれる。
メリット 室間の温度、湿度差が少ない。以外と電気代が安い。エアコンや換気の機器が部屋に出て こない。
デメリット 機器、工事代が比較的高い。中央機器とダクトを納めるスペースが必要。故障すると最悪全館の空調機能が一斉に停止する。ダクトの中に溜ったホコリが気になる。など
※住宅計画の初期プランの段階で盛り込んで置かないと後々プランの変更になったりしますので、お考えの方はお早めにご相談ください。
まったくの概算で、メーカーや取付け業者にもよりますが、通常のエアコン・換気設備より30坪の家で概ね100から150万円ぐらいアップします。

セントラル浄水:水道メーターから建物に入る前の水道管の部分に大きな浄水器を設け、建物全体のすべての蛇口から浄化した水が出るようにしたもの。
飲食用に良いという他に、植木が良く育つ、お風呂あとの肌がすべすべ、車もすべすべなどを唱うメーカーもあります。機器と工事代で概ね25万円から30万円ぐらい掛りますが、何かと敏感な赤ちゃんのためにと設置する方が増えております。(建物完成後でも取りつけられる場合があります)

最近はあまり耳にしませんが、セントラルクリーナーというのもありました。建物全体の大きな掃除機に各所から集まってくるホースが繋がっていて、掃除する際には手元のホースをコンセントみたいな差し込み口に差して掃除出来るというものでした。工事費が高くホース詰りが悩みの種ですたれたような印象です(個人的な印象ですみません)当時は「室内にホコリが戻らない」「音が静か」「機械本体を引っ張らなくてすむ」などがクローズアップされており、当時はそれが売りでしたが...

余談ですが、最近「お掃除ロボ」付きのエアコンのコマーシャルを見ることが無くなったように思います。(個人的な印象ですみません)なんでもそうですが、コストが高いけど便利!で機構が複雑!なものはフェードアウトが早い!ような気がするのは私だけでしょうか?(所長:葛原)

バスルームの工法はユニットバス在来工法に大別されます。(下半分がユニットで上半分がタイルや木貼りのハーフユニットバスというのもあります)それぞれメリット・デメリットがあります。

ユニットバス・・・掃除がしやすい。保温性が良い。比較的コストが安い。工期が短い。見た目の豪華さは在来工法に劣る。透明ガラス間仕切りとした洗面室やバスコートとの一体性を出し憎い。(出来るがオプションで35万円ぐらいします)

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在来工法・・・タイルや石貼りの仕上げが美しい。洗面室やバスコートとの一体感を出しやすい。保温性が低い。(これは昔のイメージです。今は保温性を高める工法と暖かいタイルなどにより格段に良くなっております)天井を高くしたり、トップライトを付けたり出来る。工期が長い。コストが掛る。

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最近のユニットバスはデザインが良くなって来ており、一方在来工法も機能性が向上しており選択に苦慮いたします。(所長:葛原)