WEBLOG - chronogram architect studio 未分類
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御無沙汰しております。余震がまだ続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

まずは被災された方々とそのご家族の皆様の方々に心よりお見舞い申し上げます。

一口に被災と言いましても人命に関わることや原発の近隣の方々の退避など、様々な状況があると思います。

特に建築という仕事をさせて頂いていることもあり、被災された方々のこれから居住される場所に関して考えてしまいます。

現実問題として災害が起きてから考え、形にしていくのは後手でしかないのですが。。。

そこで下記のような活動を紹介させて頂きたいと思います。


エクスコンテナ・プロジェクト

被災された方に、安全で安価、そして少しでも快適な家を作って届けたいと思って立ち上げたこのプロジェクト。エクスコンテナというのは、コンテナ規格を流用したプレハブのユニット形住宅のこと。

エクスコンテナ・プロジェクト代表 建築家の吉村靖孝さんが以前、コンテナを流用したホテルを作ったことがあったので、そのノウハウを生かして仮設住宅を作ろうと思いついたそうです。

仮設住宅は応急的な措置として作られるので、最長で2年で撤去されてしまいます。
一方エクスコンテナというのは、仮設並みに安価なんですけれども、常設と同等の性能を備えていて、一般の建築確認申請を通した実績もある。なので、応急仮設としての役目を終える2年後に被災者がもともと住んでいた土地に運んでいってもらって、そこで常設の住宅として転用して再利用できる将来のことも見据えたプロジェクト。

コンテナというと、鉄の固くて、冷たいイメージがあると思いますが、このエクスコンテナ・プロジェクトで使われるコンテナは、海運コンテナそのものを使うわけではなくて、コンテナの規格を利用して、建築に適した素材で作られ、見た目もオシャレ。

もともとコンテナは、人が入って荷物の出し入れをするなど人が入って作業できる広さなので、窮屈に感じることはありません。
もちろん、キッチンやお手洗いなどの水回りも完備。
仮設住宅としての役目を終えたら、家に限らず、みんなが集うカフェやコミュニティースペースとして、再利用も考えられるということ、、、可能性は広がりそうですね。

現在、建設に向けてプロジェクトは進行中。現地で組み立てる仮設住宅と違い、コンテナの場合、被災地以外の場所で内装まですべて完成させてから現場へ運ぶため、現地での作業はほとんでなく、輸送も簡単。

エクスコンテナは、以前に常設の建築物として、確認申請を通した実績があるので、復興への道のり、長期化が懸念される中、ひとつの選択肢のように思えます。



他にもたくさんの方が様々な活動をされていますが、まだまだ交通網等が構築されていないことや、地盤の軟弱化などの問題もあり仮設住宅の建設が進んでいないのが現状のようです。

また仮設住宅はもちろん、今後の住環境が一日でも早く再構築出来るようにしなければなりません。

課題はたくさんありますが、政府に頼ることができないのは目に見えています。。。

色々な方向からアイディアを出し合って課題を克服していくしかないと思います。
これから、カテゴリ別に様々なテーマで書き込みをしてまいります。皆さんの住まいづくりに少しでもお役に立てれば幸いです。今後とも宜しくお願い申し上げます。